命の話(5)

人工呼吸と心臓マッサージを続ける私たちに彼の家族が到着したとの連絡が入りました。 私ははいったん救急処置室を出て待合室の家族の元に向かいました。 長時間に及ぶ救命処置にもかかわらず、心臓が全く反応しないこと。 仮に心臓が動いたとしても、溺水で長時間、脳の酸欠状態が続いたので、重大な障害が残る可能性があることを伝えました。 救急処置室戻り救命処置を続けました。 家族を処置室に呼び入れ、手を尽くしたが残念ながら救うことはできませんでしたと最後の報告をしました。 救急体制も整備され、救命処置も進歩しています。

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